てくすた

ピクスタ株式会社のエンジニア・デザイナーがつづるよもやまテクニカルブログです

面接時によくある質問をまとめました

開発部採用チームからお届けします!

エンジニア面接の際によく聞かれる質問をまとめてみました! HPだと詳しく回答されていなかったので、エンジニア面接担当者から直々に回答してもらいました。 これを読んでいただいて、もっとPIXTAに興味を持っていただけると嬉しいです🌷

開発

環境

Q.PCは選べますか?

選べます! Windows/Mac で、多くのエンジニアはMac利用です!

プロセス

Q. Webサイトが完成されているように見えるが、実際の業務では何をするのか?

Webサービスはサービスをリリースしてからの改善が重要です。 今動いているシステムを正にするのではなく、市場環境やユーザーの行動を分析をし常に改善していくことを大切にしています。 具体的には、Google Analyticsや、DBやアクセスログから顧客の動きを考え、施策を立案し、実装に取り組んでいます。

Q.チーム構成は?

大きく3つのチームに分かれます。

  • Webアプリケーションチーム:pixta.jpの施策を進める
  • 技術基盤チーム:エンジニアの生産性を高めることに責任をもつ
  • インフラチーム:AWSを使ったサーバー構成管理をしている

Q.開発の進め方は?

スクラム開発*1を基に進めています。

プランニングでは、ウェブディレクターの持ってきた施策について、ウェブディレクター・エンジニア・デザイナーで議論を交わした上で翌スプリントのタスク出しを行います。 1日1回デイリースクラム*2、週に1回KPT*3を行っています。 スクラム開発を行うことで、必要性、優先度、仕様などの認識合わせをしっかりと行った上で仕事に取り組めるので、日々納得感を持って仕事ができています。

「KPTを行うことで、問題の解決が曖昧にならず、日々環境がよくなっています。」

参照:ピクスタに入社して1年半でわかったPIXTAデザイナーの雰囲気 - てくすた

Q.エンジニア主導で改善するのか?

はい。

例えば、新メンバー受け入れの際の開発環境構築の手間を省くことや本番環境での運用も見据えて、Docker環境で開発環境を構築するという取り組みを行ったことがあります。他にも、機能の実装とは別に、パフォーマンス改善をはじめとして技術的な改善タスクを日々行っています。

技術選定

Q.なぜRailsを査定しているのですか?

サービス開発の初期・中期での生産性の高さと言語・フレームワークを取り巻くコミュニティの活発さが理由です。また、人材採用の観点で言うと、比較的利用者が多いことも理由のひとつです。

Q.言語の乗り換え予定は?

検討中です

現在、モノリシックなアプリケーションの分割を進めており、その過程で作る(かもしれない)BFFやAPIサーバーでは用途に合った言語を選択しようと思っています。今のところ、これらはRuby以外の別の言語になる可能性が高いです。

Q.個々のプロジェクト等で技術推進するプロセスは?

正直、個人差があります。

プロジェクトにアサインされたエンジニアが彼らの直面している課題に対して適切な技術をその都度選定するため、特に決まったプロセスはありません。課題の大きさや難易度によっては、技術推進グループと連携して選定を行う場合もあります。

経験

Q.内定~入社までにしておくことは?

Rails Tutorial を最低限やってほしいです!

Q.Rails未経験なのですが大丈夫ですか?

問題ありません! 実際に未経験で入社する人もいます。最低限 Rails Tutorial やっておけばスムーズに仕事に入れるかと思います。

参照:未経験でウェブ業界に転職する前に準備したことと、その結果 - てくすた

事業

Q.競合と比較したときのピクスタの強み・改善点は?

「強み」

素材が低価格・高品質・ローカライズであることです。 低価格が実現されるのはクリエイターが多いことにあります。また、クリエイターはアマチュアの方がメインではあるものの、プロのクリエイターと遜色ないレベルのハイアマチュアと言われる方達が多く活躍しています。

(参照:ピクスタクリエイターサイト⇒PIXTA Channel | クリエイター向け情報サイト)

また、社内の審査システムでは素材一点一点の品質チェックを行っています。利用者が安心して素材を利用できるように肖像権や商標権の確認も行っています。

「改善点」

今後のビジネス展開として東南・東アジアでの展開を考えていますが、日本での成功要因として挙げられるクリエイターの存在や素材のローカルさに対するニーズがまだ満たせていないところです。そのため海外でもそれらのニーズを満たすことが重要であると考えており、注力していく予定です。

Q.では、BtoCを叶えた経験は?

ピクスタの「顧客」の購入者の多くは企業(デザイナー、広報担当など)なのでtoCというよりはtoBです。

Q.今後のビジネス展開

大きく2つの事業展開を考えています。

「既存のPIXTA事業の成長加速」

これまで国内で都度購入支払いをする単品販売という方法で売上を上げてきましたが、ユーザーの購買行動が大量、安価、頻繁に購入したいというニーズに変化してきました。そこで、そのニーズを満たす定額制プランの販売を促進させることで売上幅の増加を狙っています。また東南・東アジアでは、まだ目立ったローカルプレイヤーがいないため、日本での成功モデルの展開に注力をしています。

「新規事業の積極投資」

出張撮影サービス「fotowa」に注力していきます。 fotowaはサービス開始から2年しか経っていないのですが、成長率が年々増加しています。現在は撮影できる地域として日本の主要都市でサービスを利用することができるのですが、これを全国に展開し、年間撮影件数15,000件を目指しています。また、PIXTAやfotowaは写真を扱うサービスではありますが、長期的なビジネス構想として、さまざまな分野でのクリエイティブプラットフォーム(=無数の才能とニーズをn対nで結ぶことができる場)を生み出していくことを目指しています。

会社

福利厚生

Q.残業時間は?

月0~20時間くらいです! 10〜11時に出社して、20時までには退社するメンバーがほとんどです。 エンジニアは裁量労働制なので、時間をコントロールしながら働くことが可能です。(例えば、前日遅くまで仕事していたので、次の日は午後から出社する!なんてことも可能です♪)

Q.社員同士でランチは行きますか?

同じ部署の人と行くことが多いです! 他にも「ランチトーク」という制度が月一であり、会社からの補助金アリ💰で他部署の人と一緒にランチに行けます!!

Q.風通しはよいか?

かなり良いです! 「誰」が言うかではなく、「何」を言うかを重要視しています。*4 これはメンバー1人1人がイニシアチブを取って業務を推進していくことを実現するための志向です。 人事にもこれが反映されていて、20代でチームのリーダーを任されている人もいます。

Q.部活はありますか?

あります💪 他部署との交流を目的に、部署やチームを超えて共通の趣味を持つメンバーが集まって毎月活動をしています。 なんと部費は会社から支給されます!! フットサル部やゲーム部、アート部、アウトドア部など様々な部活が活動しています。(参照:働く環境 | ピクスタ株式会社)

スキルアップ

Q.業務時間中の勉強会参加は?

できます! エンジニアは裁量労働制なので勤務時間やタスクを調整しつつ、社外の勉強会に参加することができます。

Q.スキルアップ支援はありますか?

あります!

最後に

ピクスタは成長できる環境が整っていて、働きやすい会社であると思います。

興味を持っていただけたら、随時メンバーを募集しておりますので、こちらご確認ください!

*1:アジャイル開発の代表的な手法の一つ。チームのコミュニケーションを重視した手法である。

*2:1日に1回チームメンバーが集まり、今日やったこと、明日やること、困っていることを共有する。

*3:振り返りの手法。Keep,Problem,Tryの3つを振り返る。

*4:ピクスタウェイ