はじめまして。 id:hamuyuuki です。 サッカー ワールドカップアジア最終予選が始まり、いよいよワールドカップだ(あと2年後だけどw)とテンション上がっているこの頃です。
今回は、7月に2週間ほどピクスタベトナムのオフィス(以降、ベトナムオフィス)に出張してきましたので、それについて話したいと思います。
目次
- ピクスタベトナムとは?
- 滞在期間中にやったこと
- 日本との差をなくすために
ピクスタベトナムとは?
2016年の初旬に新たな開発拠点として、ベトナムにピクスタベトナムを設立しました。 エンジニアチームの1つとして、エンジニア中心のプロダクト改善体制を作ろうと考えています。
ベトナムオフィスの紹介
ベトナムオフィスはハノイのビジネス街の一角にあります。 ベトナムでは、職場に靴を脱いで上がるのが一般的らしく、僕にとっては新鮮でした。
日本のオフィスにバランスボールがあるのは珍しくないと思いますが、 ベトナム人にとってバランスボールは見たことがないものだったらしく、子供みたいに座って飛び跳ねていたのが懐かしいですw
現地での採用について
ベトナムは平均年齢が20代後半であり、若い人たちの割合が多い国です。 そのなかでもエンジニアという職は人気が高いため、若いエンジニアが多いです。 また、コンピュータサイエンスや情報系の大学を卒業した人がエンジニアを目指すのがほとんどなので、基礎的な知識を持っている人が多いようです。
滞在期間中にやったこと
PIXTAは、「本体」と呼ばれるモノリシックなRailsアプリケーションと、そこから切りだされた複数のマイクロサービスで構成されています。 今回はその中の1つである、審査系のシステムをベトナムチームへ引き継ぐということで出張に行ってきました。
マイクロサービス単体の説明ということで
- システムのインターフェス(Input, Output)
- システムの詳細な動作
について、時間をかけて説明することができました。
また、引き継ぎで終わりではなく、ベトナムチームでは運用・継続的な改善をしていくので、そのあたりのサポートは引き続きやっていくつもりです。
今後は、素材が納品されてから販売開始となるまでのシステム(審査、画像・映像のリサイズ等)について マイクロサービス単位で引き継ぎを行う方向で進めています。
日本との差をなくすために
エンジニアチームの1つとして、ベトナムチームでもエンジニア中心のプロダクト改善体制を作ろうと考えています。
以下のような意識はピクスタのエンジニアチームで良いなと思っていることで、ベトナムチームにも広げていければと考えています。
- エンジニア全体で知識を高め合う仲間(チーム)意識
- 主体性をもった行動(自分の意見を持つ)
まずは、日本とベトナムでお互いに触れ合う機会を増やそうと考えて、以下のことを試しています。
日報
ピクスタではドキュメントを管理するためのツールとして esa を使っています。
esa を使って日報を毎日書いているのですが、ベトナムチームにも書いてもらうことにしました。
すると、数日後、コメント欄でガンダム関連の話で盛り上がるという出来事が起こりました。 このようにして、少しずつコミュニケーションが取れていければと思っています。
常時ハングアウト
日本とベトナムでそれぞれ Chromebox を設置して、ハングアウトをできるようにしています。 チャットでのやりとりもできるのですが、声を出してコミュニケーションを取る敷居を低くすることが目的です。 少しでも日本の雰囲気を感じてもらえるといいかなと考えています。
ペアプログラミング
ピクスタではテスト駆動開発(TDD)で開発を行っており、RSpecを使って unitテスト、E2Eテスト等を記述しています。 TDDを実施したことがない人(僕がそうでした。。)には以下の様なことがあいまいで、なにかもやもやした感じになるのかなと思っています。
- どのようにTDDを実施すればいいのか
- TDDをすることによる利点はなにか
小さいタスクに対してペアプログラミングを通して、上記のことを伝えていくと知識+実体験が得られるのでより理解が深まると思っています。
ただ、今回は期間が短くてできなかったのですが、次回の出張時にはやりたいなと思っています。
まとめ
ベトナムではオフショアが一般的かと思いますが、ピクスタは現地で採用して人材を増やしていく方向で進めています。 フェーズ的にはまだまだ最初の方で、試行錯誤の繰り返しになるかと思いますが、知見はてくすたで紹介していければと思っています。
ピクスタではベトナムで
- 英語を使って働いてみたい!
- プロダクト改善の提案・設計・実装をやっていきたい!
など、志のあるエンジニアを募集しています!