てくすた

ピクスタ株式会社のエンジニア・デザイナーがつづるよもやまテクニカルブログです

テックブログを継続して更新するためにした工夫・続

てくすた編集長の3代目である id:hamuyuuki です。

以前、先代(2代目)の編集長による記事である「てくすた2017年の振り返りとテックブログを継続して更新するためにした工夫」の中で、テックブログを継続して更新するための工夫を紹介しました。

texta.pixta.jp

てくすたは「ピクスタの開発部がどんなことしているか知ってもらうこと」を目的として運営しています。目的を達成するために、毎月2本程度の記事を公開することで、ピクスタ開発部の情報発信を行っています。

先代の記事公開から2年弱が経過し、編集長も先代から引き継ぎが行われました。その後、安定運営していた先代の仕組みを維持しつつ、継続して更新するために必要な改善を行ってきました。その中で大きく2つの運営方法をアップデートしましたので紹介します。

継続して更新するためにした工夫・続

テックブログを運営をしている中で感じた課題や、寄稿したメンバーに定期的にヒヤリングを行ったことで判明した課題を整理した結果、大きく2つのことについて運営方法をアップデートすることにしました。

  • 記事のテーマの決定を編集長と相談して決めることにした
  • 一定期間の中で各メンバーの担当月を決めることにした

記事のテーマの決定を編集長と相談して決めることにした

従来、担当者に記事のテーマを決めてもらうときは、以下の流れで実施していました。

  • 担当者自身で記事のテーマを決めてもらう
  • 必要であれば、担当者のチーム内や編集長と相談して記事のテーマを考える

しかし、メンバーによっては記事のテーマを複数考えている場合もあり、記事のテーマの決定を編集長と相談して決めることができれば、今まで以上に記事間でバランスのとれた情報発信ができると考えていました。また、記事のテーマは決まったが構成を考えるのが難しい場合があることもわかり、その場合は早い段階からサポートする必要があると感じていました。

そのため、記事のテーマを決める段階から編集長が関わることにしました。具体的には、担当月の前月と担当月で以下の関わりをすることにしました。

  • 担当月の前月
    • 担当者自身で記事のテーマを考えてもらい、それを元に15分ほど議論して記事のテーマを決める
    • 決まった記事のテーマにについて内容の構成を少し話してもらう。その時点で構成を考えるのが難しそうであれば、構成組み立ての部分もサポートすることにする
  • 担当月
    • 構成組み立ての部分をサポートして、記事を完成させる

一定期間の中で各メンバーの担当月を決めることにした

前項の記事のテーマの決定に始まり、構成組み立てや記事の執筆等、テックブログの記事を寄稿するには、ある程度の時間を確保する必要があります。それを考慮して以前から以下の取り組みを実施していました。

  • 各月の担当者の決定は、前々月の月初に開発部のメンバー全員を対象にランダムで2人を選定する
  • 関係各所にテックブログの重要性を説明して、寄稿する時間を確保しやすい環境を作る

この取り組みにより、各担当者は寄稿に必要な時間が確保でき定期的な記事の公開ができていました。しかし、各月の担当者の決定は毎回ランダムで選定していたため、担当者の偏りが発生する可能性がありました。開発部のメンバー全員に定期的に寄稿してもらうことができれば、今以上に記事の幅が広がると感じていました。また、前々月より前に担当月が把握できていたほうが、記事のテーマを考えたり、タスクを調整しやすいといった意見もありました。

そのため、以下のように担当月を決めることにしました。

  • 開発部のメンバー全員/2本を一定期間(1サイクル)とする
  • 一定期間の中で1回の寄稿になるように、担当者をランダムで決定する

継続的に改善を実施した結果

継続して更新するために必要な改善を行った結果、引き続き月2本のペースを維持できました。2018年と2019年の7月時点までで合計して41本の記事を公開できました。平均して月2本の記事の公開ができ、ピクスタ開発部内の情報発信が継続的にできたと考えています。

引き続き、ピクスタ開発部内の情報発信を継続的にできるように取り組んでいきます!

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